主婦湿疹の原因
さて、主婦湿疹はどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。ここでは、主婦湿疹の原因を詳しく見ていきたいと思います。
人間の手のひらと指は角質層が厚くなっており、うるおいを保つ為には十分な皮脂と水分を必要とします。ところが手のひらには汗腺がたくさんある一方、皮脂腺が全くありません。ただし皮膚表面からわずかに皮脂が滲み出ていますので、それが汗と適度に混ざり合うことで、かろうじてうるおいが保たれているのです。手はもともと皮脂不足になりやすい部位なのですね。
水や洗剤に頻繁に触れると、皮脂が流されて手の肌が乾燥します。そうなると手の角質が剥がれやすくなり、肌が薄くなって様々な刺激に弱くなります。これが原因で炎症が起き、主婦湿疹の状態になってしまうのです。
アトピーの人はもともと肌が乾燥しやすい体質なので、主婦湿疹にもなりやすいと言えます。また、冷え性の人は手先など末端部分の血の巡りが悪いですよね。肌が栄養不足になりがちで、乾燥にもいっそう弱くなると言われています。さらに、手のひらに汗をかくことも、乾燥の原因となります。手のひらの汗は緊張など、ストレスが原因で起こる精神性の発汗ですから、多量の汗が吹きだして皮脂を流してしまうのだそうです。
季節を問わず発生する主婦湿疹ですが、特に冬場に多いと言われています。空気が乾燥するうえ、気温の低下により皮脂の分泌量が減ることが大きな原因であるようです。
主婦湿疹になりやすい体質の方は、しっかり乾燥対策をとって予防していきたいですね。